一年の振り返りということで、今年は誰しもがコロナ禍により環境の変化があったと思うことでしょう。
私自身も在宅勤務に移行したり、任されている部の売上が大きく振るわなかったり、テレワークになったことで露呈した問題など、仕事面ではひとつの転換期であったことは確かです。
まぁ、仕事ではこれまで楽した記憶が無いので、苦労したという点では例年通りですが……。
プライベートでは良くも悪くも例年低空飛行なのですが、それでもやはり今年は写真に心動かされた年であったと思いましたので、その部分について振り返ってみます。
2020年は5月にこのGR IIIを買ったことから沼につかり始めました。
GR IIIで撮れる写真がパキっとシャープに撮れることから最近のカメラはすごいなぁと驚いたことを覚えています。
少し遠出のドライブをするときは一緒に持ち出していました。
邪魔にならず、さっと撮れるのは「最高のスナップシューター」の名の通りです。
GR IIIの操作性や写りに不満は全くありませんでした。
過去にNikon D7000を所有していたこともあり、「ファインダーを覗きたい！」という思いが日に日に積み重なっていきます。
そして8月、ついに臨界点を突破し思い切った行動にでます。
積み上がってますね……。
ここから富士の樹海 魅力にはまっていきます。
X-T4デビューして撮りに行った江戸東京たてもの園。
この写真は妻も「こんなところに住んでみたい」と気に入ってもらえた1枚です。
その後、「いい写真ってなんだろう？」「自分が撮りたいものってなんだろう？」と思いつつも撮り続けます。
ある一定数以上の枚数を撮らないと上達しないとか、習うより慣れろ的な感じで撮っていました。
カメラを所有すると東京タワーを撮りたくなるので撮りに行ったり。
明治神宮に行った帰りにフィルムシミュレーションのACROSで撮った写真がなんとも心惹かれて、モノクロ写真をちょいちょい撮ってみたり。
ゆくゆく景色が変わってしまう場所の現在の記録を残してみたり。
飛鳥Ⅱが止まっていると知ったら夜遊びに出かけたり。
この日は曇りだったため、月が出るまで寒い中15分待っていました。運よく出たから撮れた写真。
マジックアワーはもともと好きで夕日を撮りにいったり。
もっとダイナックに広角で撮りたいと思って、広角レンズを入手して撮れた写真に満足。
紅葉もやっぱり撮りたいよねってことで早起きして有名スポットに出かけたり。
和傘は紅葉に関係ないけど……。
久しぶりに浜松町の貿易センタービルの展望台に行ったら、東京タワーの景色が変わってた。
貿易センタービルの前に新しいビルが建ってしまい窮屈。
今はガラス2～3面くらいの場所でしか東京タワーが見られないため、明かりがともり始める時間は撮影の渋滞でした。
昔はもっと広々と、混んでなければ三脚も使えたのに。
D7000を使っていた頃に撮影した写真が残っていました。
こういう遷り変りがあるから、記録としての写真も撮っておきたい。
相棒の写真はあまり撮っていなかったなぁと反省。
振り返ると、それなりに印象的な写真も撮れてたなと思いました。
カメラとレンズの性能のおかげが大きいのだけれど。
そしてこの趣味にかけたお金はいくらかを恐る恐る計算してみました。
| 商品 | 購入金額 |
|---|---|
| RICOH (リコー) GR III（中古） | ￥83,800 |
| FUJIFILM (フジフイルム) X-T4 ボディ ブラック（新品） | ￥202,455 |
| FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR（中古） | ￥104,800 |
| FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF90mm F2 R LM WR（中古） | ￥95,800 |
| FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF 23mm F1.4 R（新品） | ￥95,520 |
| FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF 35mm F1.4 R（中古） | ￥56,800 |
| FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF14mm F2.8 R（中古） | ￥61,800 |
| PERGEAR 7.5mm F2.8（新品） | ￥13,800 |
| 合計 | ￥714,775 |
いやぁ、ヤバい。
これにSDカード、外部SSD、バッテリー、ストラップ、フィルター、カバンなど含めたら笑えないわ。
でも、暖かくなる前に防湿庫欲しいんだよなぁ……。
はい、どっぷり沼につかってます。
今年を振り返ると、とにかくパシャパシャ撮ってるだけ、という印象です。
後の方で構図とか、光の加減とか、絞り具合とか、必要なことを考えるようになってきましたが、まだまだ未熟です。
来年は「とりあえず撮る」のではなく、「考えて撮る」を意識してみたいと思います。