正確には、Sigma fp+45mm F2.8 DG DNとfp LをGOOPASSでレンタルした。
- コンパクトなフルサイズってどうなんだろう?
- クセが強いのに人気なSigma fpってどうなんだろう?
- fp Lの高画素ってどれほどのものだろう?
- fp Lは操作性がもっさりしているってどれほどなんだろう?
などなど、ちょっと触ってみたい欲が出てきたので初めてGOOPASSを使ってみた。
以下、どなたかの参考になれば幸いです。
まずは撮影した写真を
以下の写真は全てSigma fp Lです。fpも撮ってはみたもののなぜか感動しなかったから写真は載せません。
rawで撮影後、CaptureOneに取り込んで明るさ調整をした程度でjpegにエクスポート。
色味の変更等は行なっていません。
浜離宮恩賜庭園










左がCaptureOneに取り込んで明るさ調整後。右がサイズのみ小さくした撮って出しjpeg。
カラーモードはスタンダードだったはずだが、それ以外も作用しているのだろうか。
現場の印象としてはCaptureOne取り込み後の方があっていると思う。








亀戸天神社





鹿島神宮
※鹿島神宮の写真はハイライト/シャドウも調整しています。

















所感
コンパクトフルサイズ
ありです。
コンパクトフルサイズがというよりは、Sigma fp Lが「あり」だと思う。
fpとfp Lの違いについて
見た目はほぼ一緒。
ボタン周りの改善が施されているのは他でも言われていることだが、特段良くなったとかそういったことは感じなかった。
MODEボタンが低くなってるが、fpでも誤操作というほどのことはなかった。
背面ダイヤルがfpは軽すぎるというレビューが多いが、こちらもそんなには気にならなかった。
とはいえ、確かにfp Lの方がボタン感触のしっくり感はあった気がする。
fp Lの高画素について
これも「あり」です。
fpは約2,460万画素。fp Lは約6,100万画素。
今手持ちのNikon Z6IIIが有効画素数2,450 万画素なので、fpの画素数と同等だから「なんとなくこんな感じだろう」というのは予想から外れてはなかった。
それよりも約6,100万画素ってすごいんだなと実感した。
以前、FUJIFILM X-T5を使ったが、あれは約4,020万画素だったのにそれほど感動はしなかったので、高画素機ってそんなもんなの?と思っていたが、今回の6,100万画素はすごいなと実感した。
(というか、4,020万画素はもう高画素機とは呼ばないの?)
(ってか、フジはレンズをもっとバージョンアップすれば感動できるんじゃないかと思う)
誰かが「空気感を写しとる」という表現をされていたが、その表現も嘘ではないなと思った。
高画素からくる階調表現が空気感までを表現しているのかな。
高画素は夜撮影に弱いと言われるが、今回は夜は使っていないためその部分はわからない。
ただ、悩ましいのがファイルサイズ。
rawはDNG形式だが、平均して100MB前後。jpegでも平均して35MBくらい。
ディスクを圧迫するから、現像して不要になったらrawデータは削除するのが賢明か。
ちなみに他機種のrawサイズは、X-T5は80MBくらい。Z6IIIは19MBくらい。
画素数と比例するのはわかるが、Nikonのrawファイルは優秀だな。
fp Lのクロップ機能について
意外と使える。
45mm×5倍=225mm
ブログサイズなら画質的にも実用レベルだと思う。
しかし、5倍クロップしたいとなると画素数はFHD:1,920×1,280なので、高画素機使ってるからこその物足りない感が出てきてしまい、現実的には2倍まで、4.8K:4,768×3,168と思う。
1.0(9.5k)、1.53(6.2K)、2.0(4.8K)、2.5(UHD)、5.0(FHD)
fp Lのレスポンスについて
fpと比較してfp Lはもっさりしているというが、確かにその通り。GRIIIみたいな速射性を求めてはいけない。
fp/fp Lともに電源ONして5秒くらいは待つのでは?
fp Lはシャッター後の書き込みももっさりしている。100MB書き込むんだからそりゃそうだって感じ。
連写は向かないから1枚1枚をゆっくり撮影する向け。自分的には何も困らなかった。
fpは逆に連射もできるが、バッファが多いわけではないのですぐ詰まってしまう印象だった。
スナップでパシャパシャ軽快に撮り歩くというのであれはfpの方がいいだろう。
AFについて
これもよく書かれている通り、いわゆる御三家(N/C/S)には敵わない。
そこまで遅いという感じではないが、外すことは結構ある。
fpはコントラスト検出方式。fp Lは位相差検出方式+コントラスト検出方式のハイブリッド。
fpよりfp Lの方が合焦率は高かったような気がする。それでも外す時はなかなか合焦しないが。。
AFポイントは49点で、今時の200点超えと比較すると足りないなと感じた。
「ここにポイントを置きたいんだけど…」というのが何回かあった。
AF-Cは使い物にならない。というか使うと気持ち悪い。
バッテリー持ちについて
まじで保たない。追加で2個くらいは必要かも。
1日撮影で歩き回るならバッテリー3個と、待機中はモバイルバッテリーで充電するくらいの運用を見ておいた方がいいかも。
今よりも3倍の値段で3倍長持ちする方が個人的には嬉しいかな(荷物減らしたい)。
公式では、連続動画撮影可能時間 60分とあるが、体感的には電源ONしっぱなしだとそれくらいだと思う。
電源ONに数秒かかるからON/OFFをこまめにするのはめんどくさい。だから電源ONしっぱなしにしたいがバッテリー保ちは良くない。これがなかなか悩ましい。
写りはすこぶるイイ
手ぶれ補正が無いカメラを久しぶりに使うので、ブレまくりを量産するかと思いきや、意外にもブレている写真は少なかった。
細かく見ればガチピンじゃないなってのはあるが、スマホやブラウザで見る限りでは気にならないレベルだった。
Contemporary 45mm F2.8 DG DNが結構よかった。
個人的には40mmがしっくりくる標準領域。たかが5mm、されど5mmなんだよなぁ。
解放F2.8だとホワホワした感じだが、F4まで絞り込めばキリッとした印象になる。
F8くらいまでかな。F11を過ぎると回折現象が起き始めるのかちょっと甘くなるような感じがした。
総評
操作性は確かにクセがあって、どちらかというと扱いにくい部類のカメラなんだろうが、出てくる写真がイイんだよ。。
だから推す人がたくさんいるのも頷ける。
個人的にはSigma fp L+Contemporary 35mm F2 DGかな。
35mmでクロップすれば、
1.0:35mm
1.53:53.55mm
2.0:70mm
2.5:87.5mm
となるから、標準から中望遠までいける想定。
だから欲しい!(資金無い)