わたくしIT業界に在籍していることもあり、ご多分に漏れず在宅勤務となっております。
在宅勤務になってから1週間が経ちましたので、備忘録を兼ねてダラダラと書き記します。
在宅勤務になるまで
コロナが騒がれ始めてから徐々に在宅勤務が始まりましたが、私は管理職である立場上、すぐには在宅勤務にはなりませんでした。
管理職というと、上からテキトーな指示を出しているだけなんだから、いの一番に在宅勤務に入れると思われる方もいらっしゃるようですが、そういうのはもう行く先が見え始めた長老管理職の方々であって、下っ端は現場指揮をしなければなりません。
そのため、様々な道筋を整えなければ在宅勤務には入れませんでした。
ロケーションの問題の解決
- 自宅でなければいけないのか?
- 自社の営業所でもよいのか?
- 完全在宅か?
- 週の何日かは出社か?
技術的な問題の解決
- PCはどちら(自社/お客様)が用意するのか?
- VPNでどこまでやれるのか?
- 開発作業は続けられるのか?
- 開発機/検証機はアクセスできるのか?
- 本番作業はどうするのか?
契約的な問題の解決(対お客様、対協力会社さん)
- セキュリティ事故発生時の取り扱いは?
- 勤務時間の管理は?
- そもそも在宅勤務OKなのか?(対協力会社さん)
各メンバーへの説明(社員/協力会社さん)
- 在宅になることの説明
- 勤務時間管理の説明
- セキュリティに関する意識の刷り込み
こういったことを整理して、
あなたは明日から在宅できますねー
あなたは御社の都合で来週からですねー
君は在宅になれるんだからさっさと切り替えなさい
といった周りのお世話をして、
会社間では覚書の取り交わしをし、
そういったことを行っていると、結局自分が最後まで出社している状況になりました。
とはいえ、コロナの状況は日に日に悪化していくため、「道筋は作った。あと残ってる奴は勝手にしなさい」と、ある程度見切りをつけて自分も在宅勤務に切り替えました。
在宅勤務に入ってからメリットと思ったこと
わたくしが感じるメリットを3つだけ記載します。
何といっても「平和」の一言に尽きる
通常勤務であれば、ちょっと言い方が悪いですが、些細なことでもすぐに誰かが席に寄ってきて自分勝手な話をして去っていく。
こちらの都合はお構いなしにわたくしの時間を奪っていく。。
管理職って暇じゃないんだよ?
プロジェクト3つ掛け持ちなんだよ?
社内業務もあるんだよ?
それ私じゃなくてチームリーダーに聞くことだよね?
なぜいつも終電間際を狙って寄ってくるの?
閑話休題。
そういった不要不急な会話がなくなりました。
自分の時間を有効的に使えるようになりました。
素晴らしい!
通勤しなくていい&朝寝坊できる
自宅から会社までドアツードアで1時間10分くらいかかります。
超満員電車です。
真夏なんて他人の汗がべっちょりべちょべちょなほどの満員電車です。
それから解放されたことがとても嬉しい。
加えて、その1時間10分を使って寝坊できます!
世間ではその時間を使って朝活するという流れもあるようですが、ただでさえ毎日終電だったため睡眠時間の確保は重要課題です。
それが多少でも改善されるのは素晴らしい!
トイレが気兼ねなく行ける
結構切実な問題でして、デスクワーク中心の会社はトイレ(大)がいつも満員で大変困っている方が多いのではないでしょうか。
弊社は大変困っております。
なにやら省令で記されているものがあるとかで、
男性用大便所の便房の数は、同時に就業する男性労働者六十人以内ごとに一個以上とすること。
60人に最低1個て無理でしょ。。
今どきは7~8割の人間が座ったらスマホ触りだす(はず)だから、60人いたら6個は欲しいわ!
というくらいにトイレ(大)は切実な問題です。
後から付け足すこともできませんし。
それが自宅なら行きたいときにいける!
気兼ねなく長時間入っていられる!
なんならスマホいじってもいい!(アルコール除菌しましょう)
素晴らしい!
在宅勤務に入ってからデメリットと思ったこと
当然デメリットもありますので、こちらも3つだけ記載します。
時間にルーズになる
始業時間は一定ですが、就業時間がルーズになりがちです。
特に、終電を気にしなくてよくなったため、寝る直前まで仕事している=午前3時とか普通にやってることもしばしばです。
在宅始めてまだ1週間なのにこれではよくありません。
改善するよう心がけます。
運動不足になる
在宅になって実感することとして、通勤はスポーツだなと。
押されまくっている通勤電車、ちょっとした階段の上り下り、青信号点滅したときの小走り。
これらがなくなったため、たった1週間ですが衰えたなと感じてしまいましたので、ちょっとした筋トレを始めました。
自室に入った際にスクワット20回、腕立て10回、腹筋10回を1セット実施。
1セットは少ないですが、1日の部屋の出入りは少なくないため、積み重なると結構きます。
多少なりとも運動不足の改善につながればいいなと。
コミュニケーション取りずらい
電話が、ZOOM、Meetがあるとはいえ、基本はメール、チャットのテキストベースでやりとりを行っています。
会話すれば30秒で済むことを、テキストベースでのやり取りだと意思疎通がとりずらく、10メッセージくらいやり取りしてようやく認識が一致する、なんてこともあります。
どんな状況になってもやはり直接会話をすることは大事です。
ほかにもメリット/デメリット挙げればキリがありませんが、わたくし個人としてはコロナ収束してもこのまま在宅勤務推奨を継続していただきたいものです。