わたくしがFUJIFILMのカメラを選択した理由の1つとして、フィルムシミュレーションが搭載されていることです。
X-T4には12種類備わっていますが、どのような違いがあるのかをRAW現像で確かめてみました。
設定 | 説明 |
---|---|
PROVIA/スタンダード | 標準的な発色と階調で人物・風景など幅広い被写体に適します。 |
Velvia/ビビッド | 高彩度な発色とメリハリある階調表現で風景・自然写真に最適です。 |
ASTIA/ソフト | 落ち着いた発色とソフトな階調でしっとりとした表現に適します。 |
クラシッククローム | 発色をおさえ暗部のコントラストを高めることで落ち着いた表現に適します。 |
PRO Neg. Hi | コントラストを高めたややメリハリのあるポートレート撮影に適します。 |
PRO Neg. Std | やわらかな階調で肌色の質感を再現したいポートレート撮影に適します。 |
クラシックネガ | 深い色とメリハリのある階調で、被写体をしっかりとした立体感で表現します。 |
ETERNA/シネマ | 落ち着いた発色と豊かなシャドウトーンで動画に適します。 |
ETERNA ブリーチバイパス | 低彩度かつ高コントラストの独特な発色で撮影できます。動画撮影にも適します。 |
ACROS | 質感豊かでシャープな表現のモノクロです。さらにYe、R、Gのフィルターを選んでコントラストを調整します。 |
モノクロ | モノクロで表現します。さらにYe、R、Gのフィルターを選んでコントラストを調整します。 |
セピア | セピア調で表現します。 |
今回、各設定がどのような絵になるのかを確認するために撮影後にRAW現像したものを貼り付けますので参考になれば幸いです。
ちなみにわたくしの好みは、通常はPRO Neg. Hi、見た目通りにしたいならASTIAかなと思います。
こちらのムック本を読みこんで勉強しなければ。
FUJIFILM 画質完全読本 (玄光社MOOK)
目次
作例(1) 青空と遊歩道
PROVIAとASTIA、PRO Neg. HiとPRO Neg. Stdは比較がしやすいようスライダーを配置します。
以下、それぞれの写真です。
クリックで拡大します。
作例(2) ベンチ
以下、それぞれの写真です。
クリックで拡大します。
作例(3) 枯れた花
以下、それぞれの写真です。
クリックで拡大します。
作例(4) 枯れ葉
以下、それぞれの写真です。
クリックで拡大します。
作例(5) 樹木
以下、それぞれの写真です。
クリックで拡大します。
作例(6) 切り株
以下、それぞれの写真です。
クリックで拡大します。
作例(7) 入道雲
以下、それぞれの写真です。
クリックで拡大します。
作例(8) 道端
以下、それぞれの写真です。
クリックで拡大します。
作例(9) 草原と青空
以下、それぞれの写真です。
クリックで拡大します。
作例(10) 斜陽
以下、それぞれの写真です。
クリックで拡大します。